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溺れる虫達の一本の藁
畑は私の足音を聞いて育っている。煮え滾るような猛暑の中、畑は「まだか、まだか」と水音を待っているかのようだった。ふと足を止め、貯水槽を覗き込むと、半ば沈みかけた一枚の枯葉にしがみつくようにして、数匹の虫が必死に水面に留まろうとしていた...
詩仙堂/5歳少女が綴ったことば
久しぶりに紅葉の詩仙堂に訪れた。ここは、あけっぴろげの室内から紅葉と白砂に丸く刈り込まれたサツキの庭園を眺めることができ、ゆったりとした気分にさせてくれるところである。 一乗寺下り松町バス停で下車した。観光地とは思えない住宅街を進み...
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花弁が語るフィボナッチの秘密
息子が"母の日"にアレンジメントフラワーを持ってきた。妻は思わぬ贈り物に驚き、この日を覚えていてくれたことがよほど嬉しかったようだ。「この花の名前は何だろう」、「こんな花、見たことがない」など、日頃聞かない言葉が部屋を華やかにしてい...
タンポポ綿毛の幾何学模様
春の野に咲くタンポポは、種を飛ばす時期になると、芸術作品のような姿に変わります。白い綿毛が集まってできた、美しい球体の形を見せてくれます。 花が咲き終わった後に現れるこの白くふわふわした球体は、完璧な「球」の形をしています。中心か...
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カヤランと風ランの出会い
先日、Nさんから1枚の写真付きのメールが届いた。着生ランのカヤランと記されていた。「着生ラン」という言葉は、私にとって時を越えて伝わるメッセージのようで、懐かしい記憶の扉を開けてしまった。 —私は風ランの小鉢を、5~6年精魂込めて世話...
シクラメンのフェイク
手狭な私の部屋に友達からもらった「風らん」の鉢を置いたことがあった。「風ラン」と呼ばれているのは、「風を好む」ということなのであろう。風に運ばれて、樹上などの風通しの良いところで、暮らす風流な蘭だと思っていた。が、この生き物、只者で...
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サイハイランとの10年
あるものを見せるため、孫を連れて希望が丘の中央道を上って行った。坂道になってくると、「じいちゃん、まだなの」と喘ぎながら訴えてきた。「もうすぐだよ」と苦しさを紛らすため、そう言った。また少し登って行くと、同じことを聞き直してきた。で...
城山裾野のコクラン
希望が丘・三上山周辺で、いまだ目にしたことがない植物に出合うことがある。冷ややかな人に、「それがどうした」と言われようが、私にとって これ以上類のない至高の出会いである。 希望が丘の北稜コースの西端に位置する城山の山麓を分...
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薹の文字から見るフキノトウ
冷たい冬の風がまだ肌を刺す頃、柿の木の木陰で今年も小さな命を見つけた。雪をまとったフキノトウだった。冬場の色彩の少ない景色の中で、若草色は一段と鮮やかで、ひときわ華やかだ。 フキノトウと聞くだけで、その言葉の響きから、まさに早春...
春は苦味を味わう季節「フキノトウ・ウド・タケノコ」
既に今年も5月5日の立夏を過ぎ、暦の上では夏。既に春が終わり夏を迎えようとしています。この春は、自分で育てたり、採って来たりした山菜を頂き、 「春は苦味を盛れ」とも言われる春の食材を満喫しました。 フキの地下茎は、柿木の半日陰下を...